ジレンマ

ジレンマ

ジレンマ

かっこいいジャケだったので手に取ったら斉藤和義の5thアルバムだった。500円だったので買い。ポンキッキーズの歌で有名な「 歩いて帰ろう 」も、ストレートすぎる歌詞の「 君の顔が好きだ 」も収録されていないアルバムだ。それらのシングルしか知らない僕にはこのアルバムで初めて本当の斉藤和義を知る事が出来る。このアルバムが名盤なのかは別として。

歌詞は古き良き文学的でもあり、人間の深いところを曝け出している歌詞でもある。実にぶっ飛んでる。理解できないところが多々ある。それに加えて曲が凄い面白い。全然耳に馴染まないし、ヘンテコなリズムで構成されている。こういうものを作れるのは才能かな。やっぱ歌謡曲じゃなくてロックなんだなあ。孤高の天才だよ。