陽気なギャングが地球を回す

陽気なギャングが地球を回す (ノン・ノベル)

陽気なギャングが地球を回す (ノン・ノベル)

面白すぎる。始まりから終わりまでずっとトップスピードで走り抜ける疾走感。たまらない。それぞれのキャラがちゃんと個性があり、確立しているお話は@DEEPしかり大好きだ。ただちょっと切羽詰っている場面でもアメリカンジョーク的な回りくどい喋り方はどうだろう。冷静なのは分かる。もうちょっと人間味があってもいいんじゃないか。
その点を差し引いても、素晴らしい。ユーモアセンス、後半の複線の消費の仕方、裏切りの裏切り、全てにおいて素晴らしい。伊坂幸太郎。面白い。「 陽気なギャングの日常と襲撃 」も買ってきた。

鋼の錬金術師(15) (ガンガンコミックス)

鋼の錬金術師(15) (ガンガンコミックス)

イシュヴァール殲滅戦の話。死にたくねえ、とか恨みます、とか心情描写が妙にリアルで重い。特にホークアイ付近がヤバイ。ゾッとするね。キンブリーの狂いっぷり、スカーのブチ切れっぷり、ブラッドレイの冷酷っぷり、凄い凄い。まだまだ謎が消えない。今、買っている漫画の中で苺ましまろの次に楽しみな漫画。すげーおもしれー。